自動車の賃貸借、売買、整備と事業を拡大し、自動車に関わる全てのソリューションを
提供するまでに成長したD＆Dホールディングスの軌跡をご紹介します。
D＆Dグループのあゆみは、D＆Dマネージメントの設立から始まります。
2007年、創業チームが、ディーラーでの経験を通じて中古車のプライシングサービスのニーズに注目し、株式会社D＆Dマネージメントを設立。全国の主だったディーラー、リース会社をお客様として、下取り車の価格決定、車両の残存価格決定のコンサルティング事業、中古車販売事業等、現在のグループ事業のコアコンピタンスとなる事業を始めていきます。
創業時は5人という少ない社員で、現在のメインビジネスとなっている基盤を形成していきます。
ディーラー、レンタカー会社、リース会社等、自動車流通にかかわる様々な企業から依頼を受けていくうちに、各会社間のニーズをつなぐ『仲人役』としての需要が高まるようになります。
特にディーラーとレンタカー会社双方のニーズをつないだ車両貸出事業のニーズに注目し2012年1月、繁忙期のレンタカー車両配備に特化したバンクレンタカーを設立。短期配備、保有車売却の代理契約を旧マツダレンタカー（現タイムズモビリティ株式会社）と締結し、貸出事業を拡大していきます。
その後、2015年1月にバンクレンタカー那覇営業所（現沖縄支店）を立ち上げ、バンクレンタカー単体で、B to Bをメインとするレンタカー貸渡事業へ本格的に参入。以降、D＆Dマネージメントの中古車プライシング事業と、バンクレンタカーの貸渡事業の二柱で全国的に事業を展開、軌道に乗り始めます。 2007年わずか5人で立ち上げたD＆Dマネージメントでしたが、この2015年にはグループ全体で社員数134人という規模まで成長します。
2014年、D＆Dマネージメントとバンクレンタカーのグループのヘッドとして、D＆Dホールディングスを設立し、2015年にはグループ合算売上高110億円達成と、大台の売上高100億円を突破します。さらに、2015年12月、兵庫三菱と合弁会社ＤＭレンタリースを設立し、三菱車に特化したリース・レンタカー事業を開始。グループ3社合わせて、2016年度グループ合算売上高150億円を達成します。わずか1年で50％の成長を達成しました。
2017年以降、着実に一歩ずつ事業を拡大し、新規事業へ参入してきました。
グループ5社で自動車事業の上流から下流まで幅広い事業を展開し、その相乗効果によって2019年度にはグループ合算売上高で過去最高の343億円を達成、大台の売上高300億円を突破します。2020年3月に北海道三菱自動車販売株式会社が加わり、2020年10月には株式会社北海道ＢＰセンターが設立され、計7社からなるグループへとさらに成長しました。
ディーラー網の基盤を強化し、エバーグリーンモビリティの参入によりレンタカーの事業エリアのさらなる拡大を図りました。また、物流事業へも参入し、物流事業の展開のみならず、物流用途の商用車の販売・リースに裾野を広げ事業展開をしてまいりました。
2022年度グループ合算売上高は500億円となりました。
100年に1度といわれる自動車業界の変革期にあって、環境負荷低減等SDGsへの取り組みが社会問題とされる中、BYD正規ディーラー事業としてEV普及促進や関連インフラの整備など、環境に配慮した車両の供給を進めてまいります。また、EVや再生可能エネルギーを備えたインフラ設備、宿泊施設の展開等、未来への挑戦を続けてまいります。
